愛宕神社の近くで3週末続けてお仕事をさせていただいたので、神社にご挨拶に行きました。参拝をするために「出世の石段」を登りました。
下から上を見上げるととても遠く感じました。また、石段は勾配が早く、一段一段しっかりと脚を上げないと登れない階段。登っている最中に頂上を見れば登り切れなくなり、下を見れば引き返すこともできなくなると思い、頂上に到達するまでは足元だけを見て登ろうと決めました。
ただ足元だけに集中をしてしばらく登っていると、息が切れ始めました。頂上は見ないと思いつつ、後どれくらいの道のりなのかどうしても気になり、上を見上げてしまいました。すると、後数段で頂上でした。
無事にお参りを済ませ、おみくじを引くとなんと「大吉」。ここ数年「大吉」を引いたことがなかったので、すごく嬉しくなりました。
帰り道、ふと思いました。「出世の石段」を登ることは人生を歩むことに似ていると。目標までの長い道のり。ず~と先を見れば途方に暮れ、かと言って出発点に引き返すこともできない。だからただひたすら自分の立っているところだけを見て一歩一歩前に進む。そうして気がつくとゴールまであと一息。そしてゴールに辿り着くと、ちゃんとご褒美が待っている。